石灰窒素”ペルカ”の安全性データシート
作成日:平成18年10月1日
改訂日:平成21年11月16日
1. 物質の鑑定
物質名  石灰窒素  (カルシウムシアナミド)
商品名 ペルカ
会社名 アルツケム トロストベルグ
ドイツ連邦共和国トロストベルグ 83308
国内管理者 エボニック・デグサ・ジャパン株式会社
工業用化学品部
〒163-0938
東京都新宿区西新宿2-3-1
新宿モノリス12F
Tel  03-5323-7345

Fax 03-5323-8789



2.  成分組成
 2-1 粒状ペルカ
CAS-No. 成分 濃度 記号 R-熟語
156-62-7 カルシウムシアナミド >40.0% Xn R22,R37,R41
 1305-62-0 カルシウムジハイドロオキサイド 13.0-15.0% Xi R41
 7782-42-5 黒鉛 12.0%
 7778-18-9 硫酸カルシウム <3.0%

 2-2 防散ペルカ
CAS-No. 成分 濃度 記号 R-熟語
156-62-7 カルシウムシアナミド >55.0% Xn R22,R37,R41
 1305-78-8 カルシウムオキサイド 約10.0% Xi R41rr R0
 7782-42-5 黒鉛 13.0%
 7778-18-9 硫酸カルシウム <3.0%


3. 危険性の鑑定
誤飲すると有害です。
呼吸器系統を刺激します。
眼を損傷します。
飲酒は毒性効果を増す。


4. 応急手当の方法
誤つて眼に触れた場合:
   多量の水で最低15分間洗眼し、医師の手当てをうける。

誤つて皮膚に触れた場合:
   衣服及び靴に付着した汚れを直ちに取り除き、多量の水で直ちに皮膚を洗う。
     もし皮膚に刺激が生じた場合は、医師の手当てをうけて下さい。
誤つて吸入した場合:
   新鮮な空気の場所に移動させる。もし必要ならば、酸素又は人工呼吸を行う。
     応急処置後医師の手当てをうけて下さい。

誤食した場合:
   口を水で洗う。もし、故意に摂取の場合は、多量の水を飲ませ
   直ちに医師の手当
てをうける。
   無理に嘔吐はさせないで下さい。


5. 医師への注意
症状 :
  皮膚が赤くなり、低血圧、脈拍の増加、焼ける感覚、皮膚及び粘膜の刺激、
  頭痛、呼吸困難、吐き気。
危険 :
  注意!アルコール(エタノール)に対して交互作用

処置 :
  特定の解毒法はわかっていません。徴候の処置。循環系の制止。
  必要なら、20gの硫酸ナトリウム(Sodium sulfate)と10-20gの活性炭
  
(Activated charcoal)を与える。
  必要なら胃洗浄をする。


6. 消火処置
火災の場合の危険な煙:
   アンモニア、酸化窒素、酸化炭素。
消火活動に対する特殊保護装置:
   火災が起きた時は、保護服と呼吸装置の完備した特殊保護具を着用する。

適格な消火方法:
   粉末消火剤、乾燥砂、水の散布、一般の消化法。
安全面から使用を避けねばならない消火方法:
   二酸化炭素の使用。


7. 事故からの解放の方法
人に対する事故の予防手段:
   保護用具の使用と十分な換気を確保する。
環境に対する事故の予防手段:
   防壁又はこぼれを抑制する。水への汚染を避ける。
   排水設備の中に製品を捨てない。
掃除による事故の予防手段:
   シャベル及び箒で掃き取る。粉塵の形成を避ける。


8. 取り扱い及び貯蔵
取り扱い:
○安全な取り扱いへの助言:
   安全規定及び工業衛生法により建物から粉塵を適当に換気排出する。
○火災及び爆発に対する防止への助言:
   可熱性の物質から避ける。
貯蔵 :
○貯蔵場所に対する要望:
   乾燥し、換気のできる貯蔵所に保管する。
   容器での貯蔵はステンレス鋼又はポリエチレン容器を使用する。


9. 人に対する保護用具
○呼吸の保護:
   
粉塵を摘発した時は防護マスク又は布切れ等で保護する。

○手の保護:
   
不浸透性手袋で保護する。
○眼の保護:
   保護眼鏡で保護する。
○皮膚と身体の保護:
   衣服で保護する。
○衛生的処置:
   製品の取り扱い時から製品の取り扱い後24時間は飲酒は避ける。
   取り扱い時の飲食、飲み物、喫煙は避ける。

   
製品の袋を破る前及び取り扱い後は直ちに手を洗う。
   仕事の終了後は入浴又はシャワ−をする。


10. 物理的化学的特性
○形状
○色
○臭気
○比重
○見掛け比重

○水溶性
Ph 






固形
灰色〜黒色
特有の臭気
20℃で2.3g /cm3
1,000 Kg / m3
20℃で加水分解
強アルカリ性


11. 安定性及び反応
○回避すべき物質 :酸と酸を基礎にしている物質、酸化剤、水(湿度)
○分解される物質 :シアナミド、アンモニア、水酸化カルシウム
○反応される物質 :貯蔵及び散布のみでは分解しない。


12. 毒性情報
○急性経口毒性 : LD50ラット     594 mg / Kg
○急性吸入毒性 : LD50ラット > 5.1 mg /リットル
             試験期間の粉塵濃度は最高:吸入4時間後の10%死亡率

○急性経皮毒性 : LD50 兎       2,000 mg / Kg
○突然変異発現性 : 生体外試験方法では突然変異発現性は認められない。
○人に対して   : 飲酒は酩酊効果を高め、眼及び粘膜の刺激の原因となります。
○その他の情報 : 動物実験では発ガン性は認められません。


13. 環境に対する情報

土壌中では肥料行動し、数週間で肥料成分は減ります。
製品はpH移動により水棲生物に悪影響が考えられます。


14. 処分
○製品
   実際の廃棄物規則の承諾の中で適切な処分工場に搬送して処分する。

○汚染容器:
   国及び地方の廃棄物規則に従って、再利用容器又は処分容器の投機後の
   再使用はできません。

15. 輸送上の情報
運送規則上では危険物の分類に該当しません。

16. 日本での農薬取締法に基づく使用上の注意事項
○誤飲、誤食などのないよう注意する。
  誤って飲み込んだ場合には、直ちに医師の手当を受けさせる。
  本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受ける。

○本剤は眼に対して強い刺激性があるので、眼に入らないよう注意する。
  目に入った場合には直ちに十分に水洗し、眼科医の手当を受ける。

○本剤は皮膚に対して刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意する。
  付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とす。

○散布液調整時及び散布の際は保護眼鏡、防護マスク、不浸透性手袋、ゴム長靴、
  不浸透性防除衣などを着用する。 作業後は直ちに身体を洗い流し、
  洗顔、うが
いをするとともに直ちに衣服を交換する。

作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯する。
かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物等との接触を
  避ける。

○夏期高温時の使用を避ける。
○散布後24時間以内は飲酒しない。

使用量に合わせ秤量し、使い切る

                                        以上

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